カリキュラム

     

カリキュラムについて
01
入学後の1年間は
 入学後の1年間は、講義とともに演習を重視したカリキュラムによって化学・物質・材料についての基礎をかためます。一方、質の高い研究者・技術者になるためには早期に世界最先端の研究に触れる必要があります。そのため4年生・大学院院生・教員による研究紹介が年に2回行われており、1年生の時から各自の将来の研究者・技術者としての姿を形作っていきます。
02
2年・3年次においては
 2年・3年次においては、「マテリアル科学コース」「応用化学コース」「バイオ分子化学コース」の3コースで各コースの専門知識・能力を高めるとともに、コース間共通科目を多数配置し、化学・物質・材料に関する共通基盤を重視した教育を行います。
 化学・物質工学科のカリキュラムでは、実験科目も重視しています。実験科目では、「化学・物質・材料」に関わる研究者・技術者として、将来必要となる基本的かつ実践的な実験技術を身につけることに加えて、報告書の作成を通して考察力や文章作成などに対する力をつけていきます。実験科目は多くの授業内容と関連しているので、講義・演習・実験の連携により、専門的な知識をより深めています。
03
4年次においては
4年次においては、志望の研究室に配属されて卒業研究(特別研究)を行い、1年間かけて未知のテーマを探求します。3年次までに学んできた基礎・専門科目の知識を生かして、最先端の研究活動を行います。各研究室の教員とスタッフ、大学院の先輩達が皆さんの卒業研究をサポートしてくれます。化学・物質工学科では実験装置や設備も充実しており、大型共通機器を使用することもできるため、多角的なアプローチで高度に研究を進めることができます。また、卒業研究を通じて、研究者・技術者として欠かせない情報収集、分析能力や論理的思考力、およびプレゼンテーション能力を磨いていきます。
04
大学院への進学
化学・物質工学科の卒業生の多くは、さらに高度な専門知識・技能を身につけるために、引続き大学院で充実した研究生活を送ります。大学院には2年間の博士課程前期課程(修士課程)とさらに3年間の博士課程後期課程(博士課程)があり、専門領域への理解を深める大学院講義を受講するとともに、研究室に所属して研究を行います。それらの成果は、国内学会に限らず、海外での国際学会、学術誌への論文掲載という形で世界に発信されています。科学研究費・NEDOなどの大型予算プロジェクト研究や、他大学・企業・研究所との産学官の共同研究も活発に行われており、世界最先端研究の一翼を担っています。
学びのステップ


コース教育

コース定員

各コースとも在籍者数の3分の1ですが希望者の多いコースは少し多くする予定です。

コース配属の仕方

1年次配当の卒業所要単位を49単位修得した場合、必ず希望のコースに進めます。また、各コースの希望者数に大きな偏りがない場合は希望のコースに進めます。大きな偏りがあった場合は修得単位数の多い人(同じ単位数の場合総得点の高い人)から希望のコースに進めます。なお、07年入学生は87%、08~17年入学生は全員希望のコースに進みました。



研究室配属
ほとんどの研究室が複数のコースから学生を受入れます。ただし、研究分野により各コースからの受入れ割合は異なります。
カリキュラム詳細
カリキュラムの詳細・授業については、関西大学化学生命工学部のサイトにてご覧下さい。